定年後の住まい

岩手県紫波郡　U様

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土地探し

「いい土地だな。」Ｕ様の土地購入は、「家を建てたい」から始まったものではありませんでした。既に築２５年になる立派な松の木のお庭が自慢のマイホームをお持ちだったのです。家族から大反対された「投資」としての土地購入。気に入られた大きな理由は

道路の前の宅地であること（日当たりの心配無用）
駅に近いこと（盛岡へ約２０分）

の２つ。でも、いざ宅地を購入したら、もう一度マイホームを建ててみたい・・気持ちが湧いてきた・・・とＵ様はおっしゃいます。

「２世帯住宅を建てようかってね。でも息子にあっさり“イヤだ。”と断られました(笑)。」「それならばずっと夢だった“家庭菜園”をライフスタイルとする私たちの家を建てよう、と。」

ゆい工房との出会い・Ⅰ

「見学できる展示場は全て行き、イベントも必ず参加しましたよ。（笑）最初から木の家というわけではありませんでした。デザインが素敵！間取りがいいね！といろんな点に注目しながらあっちこっち見るのはとても楽しかったですね。ゆい工房という会社の展示場が滝沢村にあるということは知っていました。でもついでで立ち寄る場所ではなかったんです。ホントに偶然、滝沢村に出向く機会があり、一応見ておこう（笑）と立ち寄ったんです。これも何かのご縁でしょうね。」

ゆい工房との出会い・Ⅱ

「２つ目の我が家は、機能的でなくていいから、光の入るゆったりと暖かい癒される家が希望でした。ゆい工房さんの展示場の第一印象は“小さいけれど癒してくれる家”でした。そうそう、スリッパが出ない唯一の展示場ですよ（笑）。 “いらっしゃいませ～”もなければアンケートもない、いろんな面で今まで見たのと違うなという印象でした。」

ゆい工房との出会い・Ⅲ

「その後、他の展示場に行くと、格好良く造ってあるけれどクロスが貼ってあるだけだな、素材が全然ダメだな、柱も細いな・・・と私たちも段々分かってきて。もう一度見たい展示場はゆい工房だけでした。ゆい工房の展示場は何回も行けば行くほど“いいな～”と思う唯一の展示場でした。」

設計・Ⅰ

「間取りについては、一切注文せずに条件だけ設計士の先生にお伝えしました。」その条件とは・・・

ご主人
（1）夏場は床で大の字になれること
（2）冬場はひなたぼっこができること
（3）温泉に行かなくていいくらい、ゆっくり入れるお風呂

奥様
（1）シックハウスが心配だったので、自然素材を使っていること
（2）寒さ対策がきちんとされている家であること
（3）冬でも、花を置く場所があること

設計・Ⅱ

「驚いたのは、図面が１点だけしか出てこなかったこと。当然、何種類も持ってこられると思っていましたから（笑）。その代わり、その１点はバッチリの図面でした。」

寒さ・暑さについて

「室内は、常に２０度ぐらいを保っています。どんなに寒い冬の朝でも１５度はあります。冬はふんわりしたあたたかさで、ストーブに手をかざすことはありません。この家にはエアコンがありませんが夏も木陰にいるような涼しさ。寒いときも、暑いときも、すごくあたたかい、すごく涼しいということではないのですが、外気との温度差があるから“寒くない・暑くない”んです。なんとも健康的な家だと思います。」

ご主人のマイホームお気に入りベスト３をご紹介しましょう

（1）寝っころがってくつろげるリビング

（2）昼入っても夜入ってもいい、青森ヒバのお風呂。１．２５坪にしたこと（通常１坪）で、満足度は大きくアップしました

（3）部屋の中のバルコニー「インナーテラス」。冬場はここで読書しながらひなたぼっこ

奥様のマイホームお気に入りベスト３をご紹介しましょう

（1）玄関から続いた土間スペース

（2）リビングから和室への一体感、広がり感、高さ

（3）シューズクローゼット

3年建った今、思うこと

私たちは合理的・機能的でなくていいから、無駄な空間をつくってゆっくりできる家をつくりたかったんです。木の表情が変わってきましたね。３年経てば３年の良さ・・・ですね。よそのお家は古くなる一方だけれど、私たちの家は時が経てば経つほど味わい深い家に変わると思うとうれしいですね。・・・自画自賛かな（笑）。でも、満足度は３年経った今も変わりません。」