注文住宅ってどこまで希望を言うことができるのかよく分かりません。
設計士の方に上手く希望を伝えられるかが不安です。
どんな風に伝えたらいいのですか?
またどんな風に設計のための打ち合わせが進んでゆくのか教えてください。
住宅の設計に取り組む場合、まずはお住まいになるご家族様の構成や年齢などを伺います。
また、敷地要件によって、プランが変わってきますので、敷地の様々な調査をいたします。
お客様のご要望をうかがう場合、新宅での新しい生活をイメージしていただくためにも 現在のライフスタイルを見つめなおしていただくことが必要です。
人生の中で、自分の生活をじっくりと考えるなんて機会は、意外と少ないものです。
そこで、「楽しみを共にする住まいづくり」シートで、現在の生活スタイルや現在の住まいの不満を整理していただき、新宅へのご要望をまとめていただきます。
お客様の中には、雑誌や書籍などで、ディーテールの具体的なイメージをお持ちの方もいらっしゃいますので、それらを拝見しながら、ご要望の全体像をできるだけ的確に把握できるようにつとめています。
ご要望をうかがいながら、おおよそのゾーニングをおこないます。
これは必要各室の大きさや部屋と部屋とのつながり方を確認したり、お庭の見え方や、駐車スペースなどの外構計画のあらましをまとめる作業になります。
ゾーニングヒアリングの後、ラフプラン(手書きの平面図及び立面図)をご提示いたします。必要な場合、内観パースや展開図、断面図、外観パース、外構プランなども描きます。
ご提示したプランに対するご意見などを伺いフィードバックして、作業を繰り返しながら、ご希望のプランを完成してまいります。
ディーテールに関しては、着手前に決めきれない場合も少なくありませんので、着手後、スペースを確認しながら決定していく部分もあります。
変更なども可能な限り対応するようにしています。