「環境報告書」作成研修会

2013/12/10(火) 日常
岩手県の環境報告書作成研修会で、当社の「環境活動レポート」について、作成事例紹介をさせていただきました。

岩手県では、環境に対する負荷を低減するため、環境活動を行っている事業所に対し、環境報告書を作成し、環境コミュニケーションに取り組むことを推奨しています。また、「いわて環境報告書バンク」というサイトでは、事業所の環境活動を紹介するサイトもあります。


ゆい工房では、「人の健康と環境に配慮した家づくり」に取り組んできました。

2011年からエコアクション21の活動を通じ、具体的な数量をまとめ取り組みの状況が、データでお示しすることができるようになりました。

ウッドマイレージという考え方があります。木材を海外から輸入して運んで来る際に消費されるエネルギーは、岩手県内から運んでくるのに比べ、運送エネルギーはかなり多くなります。環境負荷の少ない地域木材利用は推奨されるべきものです。

地域の木材を使うことは、地域経済に対する効果もあるはずです。

様々な理由から、ゆい工房では、可能な限り、県産木材を使うことを推奨してきました。

実際、ゆい工房で使用する木材のうち、8割以上が県産木材になっています。

使用している県産木材の内訳ですが、スギが53%、カラマツが35%、アカマツが7%、ヒノキが5%となっています。伐期になっている針葉樹を構造材や床仕上げ材に用いています。


また、シックハウスとならないように、化学建材をできるだけ使わないようにということで、自然素材による仕上げを推奨してきました。壁や天井の仕上では、98%が珪藻土などの塗仕上になっています。

今後も、お客様のご理解をいただきながら、環境に配慮した家づくりに取り組んでいきたいと思います。


ゆい工房の「環境活動レポート」についてご興味のある方は、こちらからお問い合わせくださいませ。

ゆい工房 鹿野