続・心に残る建物

2008/09/05(金) 日常
前週のブログで紹介しました
山形県村山市にある真下慶治記念美術館のお話の続きです。

写真は外壁の納まりの一部です。
設計をした「髙宮眞介」先生の独特の
ディティールです。
板張りを基本にして、地面に近い
位置に鋼板の水切りをストライプ状
に張り納めています。
なぜそうしたか、本当の理由は分か
りませんが、私が思うに一つは、
単調な板張りに変化を付けたかった
ことと、この部分には、軒が無いの
で、木材の耐久性を考慮して下の部
分を鋼板にしたか?特に地面に近程
雨の跳ね返りもあるので・・・
等々、この他にも素晴らしい見せ方
やディティールで興奮の連続でした。

設計室 安藤