東京駅と岩手銀行中ノ橋支店

2013/01/24(木) 日常
東京駅が昨年の10月に、建設当初の形にリニュアルされたということで、話題に上っていました。

出張の機会に、改めて拝見する中で、近代的なビル群を背景にしました。堂々とした、赤レンガの建物に、古いものと新しいものを融合させることの意義を感じさせられます。

辰野金吾という建築家の作品で、これは、ご承知の通り、岩手銀行の中ノ橋支店を設計した方。

細やかなディテールなどは、共通するものがあります。

地震の多い我が国において、レンガなどの組石造では、高層の建築は難しかったかもしれませんが、今に至るまで愛され、使われ続けている、とても貴重な存在です。

愛着を持って、長く使われる建築物。そういう建物を目指していきたいと思います。