お客様から、胡桃ののったおいしい「
がんづき」を頂きました。
とても懐かしい味です。
がんづきは雁(がん)の肉に似ていることからその名がついているのだとか。
東北地方では、昔から農繁期の小昼や日常のおやつとして「
がんづき」がつくられてきたようです。
しっとりとした蒸しパンなんだけど、各家々で、味が微妙に違うところもあって、それも楽しみのひとつ。
味覚や臭覚で記憶されたものは、人間の深いところに刻まれているのかもしれません。「懐かしい」という感覚が浮き上がって、過去の周辺の思い出もよみがえってきます。
とても美味しかったです。ごちそうさまでした。