『地震に強い間取り 家族の絆を結ぶ住まい』
2013/03/02(土)
日常
本日(3月2日)、建築家の松本昌義先生をお招きし、住まい塾の第3回目(4回シリーズ)を開催させていただきました。
多数のご参加をいただきましてどうもありがとうございました。
松本先生は、「いわて夢住宅コンクール」で最優秀賞を受賞された方でもあります。全国で住まい塾の講義を多数行い、書籍執筆もしておられます。
3.11からもうすぐ2年となります。地震に強い家とはどのようなものなのか、様々な要素が考えられます。木造住宅の粘り強さを発揮できる本来の軸組はどうあるべきなのかを、一般のお客様にも大変分かりやすく教えていただきました。
間取りは構造強度と密接な関係がありますので、構造架構を考慮しないでつくることはできません。特に、2階の外壁線が1階のどの位置にくるかは大切なことです。耐震性を考えた間取作りでは、2階からプランを作成することが重要となります。
図内の赤矢印は力の流れを示しています。
下図に比べて上図の方が、力はよりスムーズに地盤に伝わります。中間に余計な材料を使う必要がない素直な構造です。広がりの間取り手法は、力強く美しい木造架構を実現する素晴らしい手法といえます。
実際の生活では、やはり、どのような間取りで暮らすかが家づくりの最も重要なことでしょう。
不要な中廊下をできるだけなくして、それぞれの空間を結ぶ広がりの間取は、実際の床面積以上の広がり感のあるお住いとなり、ご家族のコミュニケーションが深まるお住いになることでしょう。
株式会社ゆい工房
鹿野利幸
多数のご参加をいただきましてどうもありがとうございました。
松本先生は、「いわて夢住宅コンクール」で最優秀賞を受賞された方でもあります。全国で住まい塾の講義を多数行い、書籍執筆もしておられます。
3.11からもうすぐ2年となります。地震に強い家とはどのようなものなのか、様々な要素が考えられます。木造住宅の粘り強さを発揮できる本来の軸組はどうあるべきなのかを、一般のお客様にも大変分かりやすく教えていただきました。
間取りは構造強度と密接な関係がありますので、構造架構を考慮しないでつくることはできません。特に、2階の外壁線が1階のどの位置にくるかは大切なことです。耐震性を考えた間取作りでは、2階からプランを作成することが重要となります。
図内の赤矢印は力の流れを示しています。
下図に比べて上図の方が、力はよりスムーズに地盤に伝わります。中間に余計な材料を使う必要がない素直な構造です。広がりの間取り手法は、力強く美しい木造架構を実現する素晴らしい手法といえます。
実際の生活では、やはり、どのような間取りで暮らすかが家づくりの最も重要なことでしょう。
不要な中廊下をできるだけなくして、それぞれの空間を結ぶ広がりの間取は、実際の床面積以上の広がり感のあるお住いとなり、ご家族のコミュニケーションが深まるお住いになることでしょう。
株式会社ゆい工房
鹿野利幸