介護保険を利用したバリアフリーリフォーム

2012/02/28(火) 日常
介護保険を利用したバリアフリーリフォームに取り組んでいます。

住居の中で転倒し、体が不自由になってしまうというケースがあります。

旧来からの日本家屋では、板敷の上に畳を敷く納まりが長く続いてきました。NHKの平清盛の屋敷でも、高貴な方が座るところは、一段高くして畳を敷く設えがありました。

現在では、逆に全く段差を設けないように作るケースがほとんどとなっています。

段差があることがはっきりと意識され、つまづく恐れのない所は問題ないと思いますが、写真(上)のように、座敷との段差が3~5センチほどの、あまり意識されない段差ですと、思いがけずつまづいてしまうことがあります。これは、体の不自由な方のみならず、元気な方でもよくあります。

段差の問題をうまく解消することで、屋内での思いがけない事故を未然に防いでいくことができます。

※意識されない段差を解消することで、室内の安全を確保する一助になれればと思います。