家族とともに成長する家
2009/08/24(月)
日常
長寿命の家づくりを考えるとき、お住まいになるご家族とともに、成長していく(変化していける)家の姿を考えていく必要があります。
子供室の考え方については、2室を一体の部屋としてプランする方法が、一般的になりつつあります。
小さな細切れの間取りは、変化に対応しにくいため、入口は2つにしつつも、一体の作りとし、後には分割可能なようにする手法です。
戦後、日本のいわゆる「田の字プラン」はプライバシーがなく、個を大切にする欧米の考え方からすると、よくないもののように思われてきました。
ところが、この田の字プランは、襖戸で区画するのですが、大広間にもなれば、小さな個室にもなります。
とてもフレキシビリティの高い考え方によるもので、古民家が代々、住み継がれてきた理由がそんなところにもあるのではないかと思わされます。
間取りの可変性が長寿命の家の一つのキーワードになるようです。
そして、最近、思うことは、増築の可能性を考慮した家づくりをすること。
敷地が大きめに確保できる岩手では、将来の増築という考え方も、大切でしょう。親御さんの同居を始めから見越して、予備室を一室用意するということもありますが、
将来、8帖前後を増築できるスペースを確保し、当面は、そこを、菜園や庭として利用するという考え方はいかがでしょうか。
広い敷地の場合、隅に建物を寄せて建てるのではなく、中央にベースを置いて、周辺に増築してつないでいく方法は、以前、町屋や田舎家で行われていた手法です。
子供室の考え方については、2室を一体の部屋としてプランする方法が、一般的になりつつあります。
小さな細切れの間取りは、変化に対応しにくいため、入口は2つにしつつも、一体の作りとし、後には分割可能なようにする手法です。
戦後、日本のいわゆる「田の字プラン」はプライバシーがなく、個を大切にする欧米の考え方からすると、よくないもののように思われてきました。
ところが、この田の字プランは、襖戸で区画するのですが、大広間にもなれば、小さな個室にもなります。
とてもフレキシビリティの高い考え方によるもので、古民家が代々、住み継がれてきた理由がそんなところにもあるのではないかと思わされます。
間取りの可変性が長寿命の家の一つのキーワードになるようです。
そして、最近、思うことは、増築の可能性を考慮した家づくりをすること。
敷地が大きめに確保できる岩手では、将来の増築という考え方も、大切でしょう。親御さんの同居を始めから見越して、予備室を一室用意するということもありますが、
将来、8帖前後を増築できるスペースを確保し、当面は、そこを、菜園や庭として利用するという考え方はいかがでしょうか。
広い敷地の場合、隅に建物を寄せて建てるのではなく、中央にベースを置いて、周辺に増築してつないでいく方法は、以前、町屋や田舎家で行われていた手法です。