涙。

2007/04/06(金) 日常
もともと涙もろい方でしたが、子供を産んでからはそれに拍車がかかりました。もう、出てしまった涙の止め方が分かりません。

NHK教育で朝の7:30から放映されている『てれび絵本』という(その名の通り絵本の読み聞かせをテレビでやってる)番組があります。毎朝、私は化粧をしながら子供は朝食を食べながら一緒に見ているのですが、一昨日の「あかちゃんおうじ」という話で私のせっかくのフルメイクは涙でぐしゃくしゃに流れてしまいました。

ある国に「あかちゃんおうじ」がいました。側には何をしなくても王子を誉めてくれる人が3人、トイレの世話をしてくれる人と食事の世話をしてくれる人がいつも側にいました。あかちゃんおうじはそれが当たり前と思ってました。王子が大きくなるにつれ、その人達は王子の側からいなくなり王子は遂にお城を追い出されてしまいました。あかちゃんおうじは、くやしくて泣きました。そこに3人の男がやってきて訳も分からず働かせられました。あかちゃんおうじはがむしゃらに働き、しばらくして結婚をして子供もできました。それから更に月日が経ち、あかちゃんおうじは寝たきりのおじいさんになってしまいました。でも側には食事の世話をしてくれる奥さんと、トイレの世話をしてくれる息子と、あかちゃんおうじはとても良く働いたと誉めてくれる人たちが3人いつも側にいました。あかちゃんおうじは、それを当たり前とは思いませんでした。そして今度はうれしくて泣きました。

という話。誰かに話してこの気持ちを分かち合いたかったのですが、話してるそばから泣いてしまうのでこの場を借りて紹介させて頂きました。
絵本の写真はないので、流した涙が乾けばいいなという思いから爽やかな写真を一枚。                      
                   工務課 笹渡

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