ハイサイドからの光

2022/01/15(土)

『ハイサイドからの光』

雪の日が続いています。

太陽光パネルにも、雪が積もり、こうなると、もう発電は期待できないような状況で、

残念な気持ちになるところです。

住宅におけるエネルギーを、どのように考えるか、

様々な観点がありますが、一つのものだけに頼りすぎると、

不具合が出た際には、どうしようもなくなってしまう。(大震災の時に、思い知らされました)

エネルギーバランスを考慮することが、大切なのだろうと思うこの頃です。

 

光のエネルギーということでは、お日様の光が、

家の中に差し込んでくるとき、冬場でも、すごいチカラがあるなあと感じます。

光のチカラは、人の心にも、いろいろと作用してくれて、

なんだか明るい気持ちになるのですから、不思議なものです。

 

ということで、住まいに設ける窓の機能として、

『光を招き入れる』ということがあげられます。

 

冬場、お日様の光の入射角は低く、建物の奥のほうまで、光が注ぎます。

ハイサイドに窓を設ければ、その効果は、より広がります。

2階床を折り上げ、2階桁上に設けたハイサイド窓からの光も注ぐ、窓配置です。

 

ちなみに、この無垢床板は、床暖房対応のマツの板でした。