メリークリスマス!
煙突がある家を見ると、
サンタさんがそこからやってきて、プレゼントをくれるという、話を思い出す。
「うちには煙突がないなあ」とか、「こんな細い煙突からどうやって入ってくるの」などなど、
いろんな話題が広がる。
実際、薪ストーブの煙突は、今では、人が通れるような構造では造らない。
耐火材で被覆した貫通部に、密閉度の高い断熱二重管の煙道を設置しているので、
人が通れる余地はない。
げれども、煙突のある家には、なんとなく夢がある。
夕暮れの空に、焚きつけたストーブからの煙が、ほんのりと上がっているのを見ると、
家の暖かさが、その景色から伝わってくるようだ。
寒さの厳しい岩手には、そんな景色がよく似合うように思う。