無垢床板 下地材について 

2020/04/26(日) 家づくり暮らし

仕上げ床板には、岩手県産の無垢板を使っている。

地域て育った木は、寒冷地域である当地で、目の詰まった、いい素材になってくれていると思う。

 

無垢床板の効能はいろいろ上げられる。

呼吸する素材であり、結露などによるベタベタ感などが起きにくい。

合板と違い、表面が剥離してくることもない。

ゆえに、剥離を防ぐための、ワックスコートも基本的には不要。

化学物質を含侵させていることもないので、人体への影響もない。

むしろ、木の香りによる、癒しの効果がある。

木から出る自然の油分により、経年で、つやが出てくるのもいいところ。

                  ・・・などなど

 

仕上げ材は、肌に直接触れるところだから、気を付けるのは、当然のこととして、

さらに考えたいのは、その下。

床板の下地材に、合板を用いる場合が多いかもしれませんが、

ゆい工房では、よく、無垢板の下地材を使っている。

これによって、より、室内の空気感がよくなっているのだと感じるこの頃。

 

合板に使われている、接着剤の中には、防腐防カビ等の目的の化学物質が、含まれる。

これは、高温になると揮発してくる。その影響が、室内環境にも出てくることがあると思われるので、

下地材にも、思いをいたしているところ。

 

気持ちいい住まいの実現は、目に見えないところから。