エコ住宅と言ったとき、断熱性能など、建物単体のことが気になりますが、
建物の建つ周辺環境によっても、大きく状況は左右されるものです。
『世界で一番やさしいエコ住宅』(エクスナレッジ)より
「昔の民家」と描かれていますが、
敷地が広い岩手のような住環境では、
現在でも、上記の図のような効果を考えた家づくりが適用できるでしょう。
北風がどのような方向から吹いてくるのか。その北風にどう対処したらいいか。
夏場の特徴的な風向きはどうか。
微風が流れる窓配置をどうしたらいいだろうか。
夏場の日差しを遮る落葉する樹木はどのような種類がいいだろうか。
などなど、建物が周辺環境とともにあることを、考えながら取り組んでいかなければと益々思うこの頃です。