映画 アース

2008/01/23(水) 未分類
映画館での映画鑑賞は実に3ヶ月ぶりぐらい。選んだのは今月中旬から封切りの話題作「アース」。

NHKで高視聴率をたたき出した「プラネットアース」のスタッフが贈る命の旅。主人公はホッキョクグマ、アフリカゾウ、ザトウクジラの親子といった動物たちだ。

とにかく、ヒトコマ・ヒトコマの映像がしびれるほど美しい・・。

気球の上から、ハンググライダーに乗って、ヘリコプターに特殊防振装置付のカメラでの撮影・・・。撮影スタッフの作品にかける執念と熱意がリアルに伝わってくる。

このシーンはどうやって撮影したのだろう?絶対不可能に思えるシーンの連続なのである。

映像の美しさだけではない。作品の全体を流れるテーマは失われ行く地球環境への深刻な警告だ。

最後のシーンはとても暗示的だ。

ホッキョクグマが温暖化によって溶けてしまった流氷の海を、獲物を求めて黙々と泳いでいく。

予想もしなかった気が遠くなるような大海原を泳いでいくその姿は人類への痛切なメッセージにちがいない。

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