●高気密高断熱住宅の疑問5
2008/01/29(火)
未分類
自宅を建てたのは今から9年前になる。
当時としての自分が信じる最善の方法で建築したのはいうまでもない。
私が選択したのは「外断熱(高気密高断熱工法)」+「2×4工法」だった。
在来木造住宅ではなく「2×4工法」にしたのは、高気密高断熱住宅の発想と日本の伝統的な工法である「在来軸組工法」の考え方の相性が実は全くよくないためだ。(2×4工法については後ほど語ることにしたい)
私が自宅を建築して最も失敗したと考えたのは「窓」だ。
2階の窓を「気密性能」を高めるために「FIX」と「縦滑り」の連窓にした。(この「連窓」は高気密高断熱住宅のために開発された窓といってもよいだろう)
住んで見て初めて分かることが多いものだが、この「連窓」は大失敗だった。
第一番は全開して体を外に乗り出すことができない。(鉄格子の中の囚人のようなものすごいイライラ感がある)
第二番はどうしても夏場の通風が悪い。
第三番目は万が一の火災の際に太りぎみの人は外に出れない可能性がある。
もちろん、価格がやすい、「気密性能」が出るといったメリットもあるわけだが・・・。
(*写真の2階の窓が「連窓」。私の家の写真ではありません。)
つづく。
当時としての自分が信じる最善の方法で建築したのはいうまでもない。
私が選択したのは「外断熱(高気密高断熱工法)」+「2×4工法」だった。
在来木造住宅ではなく「2×4工法」にしたのは、高気密高断熱住宅の発想と日本の伝統的な工法である「在来軸組工法」の考え方の相性が実は全くよくないためだ。(2×4工法については後ほど語ることにしたい)
私が自宅を建築して最も失敗したと考えたのは「窓」だ。
2階の窓を「気密性能」を高めるために「FIX」と「縦滑り」の連窓にした。(この「連窓」は高気密高断熱住宅のために開発された窓といってもよいだろう)
住んで見て初めて分かることが多いものだが、この「連窓」は大失敗だった。
第一番は全開して体を外に乗り出すことができない。(鉄格子の中の囚人のようなものすごいイライラ感がある)
第二番はどうしても夏場の通風が悪い。
第三番目は万が一の火災の際に太りぎみの人は外に出れない可能性がある。
もちろん、価格がやすい、「気密性能」が出るといったメリットもあるわけだが・・・。
(*写真の2階の窓が「連窓」。私の家の写真ではありません。)
つづく。