●地球温暖化問題をシンプルに考える

2008/03/19(水) 未分類
ゴア氏の「不都合な真実」という映画に象徴されるように、「地球温暖化問題」が人類にとって避けて通れない緊急な課題である・・・という認識はここ1年の間に急速に浸透しました。

ところが、地球温暖化問題の「本質」は以外と理解されていないようです。

その根本的な解決策は「化石燃料」を使用しないことにあります。

「化石燃料」がいずれ枯渇するために、代替エネルギーを探すという理解が一般的ですが、地球温暖化防止の観点から見た場合、すぐにでも「化石燃料」を燃やさないことが先決問題なのです。

地球の奥深くに眠っていた「化石燃料」を堀出し、燃焼したことが、そもそも現在に至るここ1世紀の急速な二酸化炭素の発生を引き起こしたからです。

解決策は「脱化石燃料」の代替エネルギーの開発しかありません。
(*石油やガスから電気に替えればいいという単純な問題ではありません。)

原子力は有効な手段なのですが、かなり副次的なアレルギーが強いのも確かです。(ただし米国では原発建築を本格的に再開しました。)大陽や風、地熱や水力等の自然エネルギーも決定打とはなっていないのが現状です。

木材やペレットの活用といった「バイオマスエネルギー」の活用も循環型の二酸化炭素の発生と消費という意味では、根本的な解決策の有力候補ではあります。

また、水素を活用した燃料電池の開発が急ピッチで進められているようです。

いずれにせよ、『産業革命に匹敵する「エネルギー革命」の時代を迎えなければ、人類は生き残れない』ことだけは確かなようです。


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