●企画住宅時代4
2008/02/12(火)
未分類
●「坪単価見積」は是か非か
お客様が家を建てるときの最終的な判断材料はやっぱり価格。
住宅会社はこの価格を提示するために「見積書」を作成します。
ところが、「見積書」といっても、住宅会社が10あれば10種類の「見積書」作成フォームがあるといっても間違いありません。
「ローコスト系」といわれる住宅会社での主流はやっぱり、「坪単価見積」です。基準坪単価に延べ床面積(坪)を単純に掛け算して出す方式です。
消費者向けに書かれた住宅アドバイザー(?)の方々の論調によりますと、「坪単価方式」の見積書は最も信頼性が低く、「詳細見積方式」と呼ばれる材料数量拾いの見積書が最もよいということになりそうです。
ただ、お客様に聞いてみると、丁寧に材料と数量を拾って詳細に見積書を作成してもらっても、素人には何が何だか「ちんぷんかんぷん」という意見があるのも事実。
「坪単価方式」の「建物が大きくなれば価格が上がり、小さくなれば安くなる」というシンプルな見積書の方が単純明快で理解しやすいという意見もあります。
ここからは私の意見ですが、やはり最終的に仕様部材や設備機器の品番が明記している詳細見積書の方がよりトラブルは避けられそうです。
変更工事の際の金額の増減も、この「詳細見積書」を根拠として調整していくことも可能です。
いずれ「坪単価方式」は仕様や使用設備が事前に決まっている「企画型住宅」だからこそ提案できる見積方式ということがいえそうです。
つづく
お客様が家を建てるときの最終的な判断材料はやっぱり価格。
住宅会社はこの価格を提示するために「見積書」を作成します。
ところが、「見積書」といっても、住宅会社が10あれば10種類の「見積書」作成フォームがあるといっても間違いありません。
「ローコスト系」といわれる住宅会社での主流はやっぱり、「坪単価見積」です。基準坪単価に延べ床面積(坪)を単純に掛け算して出す方式です。
消費者向けに書かれた住宅アドバイザー(?)の方々の論調によりますと、「坪単価方式」の見積書は最も信頼性が低く、「詳細見積方式」と呼ばれる材料数量拾いの見積書が最もよいということになりそうです。
ただ、お客様に聞いてみると、丁寧に材料と数量を拾って詳細に見積書を作成してもらっても、素人には何が何だか「ちんぷんかんぷん」という意見があるのも事実。
「坪単価方式」の「建物が大きくなれば価格が上がり、小さくなれば安くなる」というシンプルな見積書の方が単純明快で理解しやすいという意見もあります。
ここからは私の意見ですが、やはり最終的に仕様部材や設備機器の品番が明記している詳細見積書の方がよりトラブルは避けられそうです。
変更工事の際の金額の増減も、この「詳細見積書」を根拠として調整していくことも可能です。
いずれ「坪単価方式」は仕様や使用設備が事前に決まっている「企画型住宅」だからこそ提案できる見積方式ということがいえそうです。
つづく