柳本ジャパン快進撃の秘密

勝ち勝ち勝ちの人生もないけれど、
負け負け負けの人生もない。

必ず負けの中に次の勝への
エキスがると思っています。

失敗や挫折も、成功するまで続けたら
失敗や挫折ではなくなります。

柳本晶一（全日本女子バレーボール監督）


先日、見事に北京オリンピック出場を決めた全日本女子バレーボール。
しかし、柳本監督が就任した平成１５年、「間違いなく三流の状態だった」と述回するほどチームは完全に目標を見失っていたという。

バレーボール協会の旧態依然とした雰囲気を打破するために監督は上述の言葉を信念としてチームをまとめていった。

「苦しい時、絶対にしてはならないのが、『あいつのせいだ』とか『環境が悪い』と、状況のせいにしたり、環境や他の人に転嫁すること。
その時に、『よし、できるだけのことでもやろう』と思って、例えばちょっとだけ元気に挨拶してみる。
たとえ些細なことでも、心を込めて行えば、次の成功に繋がっていくと思うのです。」

柳本ジャパンの強さの秘密は監督の心の持ち方、信念にあったのだと改めて思わされます。

●月間『致知』メルマガより。