建設談合に「自主申告」の衝撃。
2007/03/01(木)
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昨日は環境問題での「衝撃」でしたが、今日は建設業界での「衝撃」です。 3月1日付の読売新聞朝刊では「名古屋地下鉄談合」がトップ記事に。 ここまでは、また談合かいな・・・で終わるところですが、サブタイトルでハザマの告発免除とある。何じゃこれは? 第39面には「掟やぶり」業界に衝撃。「そんなのありか」という副題。 よくよく記事を読んでいくと、2006年1月施工の改正独禁法で「自主申告」制度が導入されたのだという。 これは、談合を自主的に認めた会社には課徴金を免除し、おまけに最初に「自主申告」した会社は告発も免除されるのだという。 つい最近までは談合やぶりは業界からの村八部が決まりだったのに、状況はここまで変わったのか・・・という感慨深いものが。 わたしも、建築業界に戻ってきた頃、この古き建築業界の慣習がよく分からずに、公共工事から「いちぬけた」クチですからね。 業界の常識は世間の非常識という異常な状況は、いずれ変革されなければならないという、当然の帰結なのでありましょう・・・。 |